2019年9月にKyashからリリースがあり2019年9月30日で2%のキャッシュバックは終了となります。
10月から
- リアルカード:1%
- バーチャルカード:0.5%
の「Kyashポイント」によるポイントバックに切り替わります。
▼詳しくはこちらの記事をご確認ください。
クレジットカードといえば、基本的にはプラスチックでカード型の形状をしたものが一般的ですが、今はスマホのアプリ上でバーチャルなものを簡単に作ることができます。
その手のアプリ・サービスはいくつかある中で今回は(なんと)2%のキャッシュバック還元率を誇る『Kyash』の基本的な使い方をご説明させていただきます。
もくじ
Kyashとは
最近の言葉で言うと「ウォレットアプリ」とのこと。いわゆるお財布アプリで、実際のお財布が、ATMなどから現金を引き出し、財布に入れ、保管する、という概念と同じように、オンライン上でお金を引き出し、一時保管し、支払いの度にそこから使う、ということができるものです。
もちろん、実際の財布は物体として存在しているので説明不要ですが、これらアプリの場合、現金が物体として存在しませんのでなれていない人は分かりにくい所があるかもしれません。
比較して驚き…!驚異の還元率2%
楽天カードを使っている方であれば「カード経由の支払い=ポイント貯まる」という認識があるかと思いますが、それでも1%という還元率。
なんとこのKyashは簡単手軽にアプリ上でクレジットカードが発行できるにもかかわらず2%という楽天カードの2倍の還元率を誇ります。
また、まさにその「楽天カード」や「PayPay」との併用も可能ですので、組み合わせて使うことで最高還元率を追求することも出来ます。
ではその『Kyash』と言うアプリの基本的な使い方をご紹介して参ります!
『Kyash』のダウンロードはこちら
最初にKyashのアカウント作成
まず、アプリを起動すると、
▼こちらの会員登録画面が表示されますので、「Facebook」アカウントかメールアドレスかを選択します。
▼メールアドレスを選択すると、名前・メールアドレス・パスワード・ユーザー名の記入フォームが表示されますので、それぞれに記入します。
▼次に生まれた年を西暦で選択します。
▼次は電話番号の入力。次の画面でSMSでの認証を行いますので、そのためのものです。
▼続いてSMS認証。SMSが到着しますので、6桁の数字を入力します。
特段、「アカウント作成完了」の表示はなされませんが、ここまででKyashのアカウントを作成することは完了します。
次の画面より、Kyash上でカード作成する手順に入っていきます。
(まずは)Kyashでカード作成
▼次にカードの種別を選択します。
バーチャルカードとは、アプリ上のみに存在するカードでネットでのオンライン決済に使用することができます。
リアルカードとは、実店舗でも使用できる通常のプラスチックのクレジットカードです。
ここではバーチャルカードをまずは選択して進めていきます。
▼最後にバーチャルカード発行をタップして、
▼このように発行が完了いたします!
OKをタップして完了!
(※この時点で既にクレジットカード番号と有効期限・セキュリティコードが発行・記載されていますので、ぼかしを入れています。)
なんと…。
これで会員登録が完了します…。
早い…早すぎる…。
通常クレジットカードは情報を入力して申し込み、書留の郵便を数週間待ち…というのが常識でしたが、こちらはなんと数分でカードの発行が完了してしまいました。
もちろんバーチャルカードだからというのはありますが、ここまで早くクレジットカードの番号を取得できるのは驚き。
Kyashにクレジットカードを登録
ここまでの作業でクレジットカードの番号を発行することは完了しましたが、実際にどの口座に接続されていない状態、且つチャージ金額なども入れていない状態ですので、このままではまだ使用することができません。
ここから使用可能な状態にするには、「PayPay」や「楽天ペイ」などのように
クレジットカード登録
↓
チャージ
という作業が必要になります。
では、まずクレジットカード登録から進めていきましょう。
▼まず「ウォレット」というタブを開くとこのように先程作成したカードが表示されいますので、その下にある「カード(Visa / Mastercard)を選択します。
▼次に表示されるこちらの画面はクレジットカードからチャージを行うための画面ですが、 クレジットカード/デビットカードを登録のボタンがありますので、こちらをタップすると、
▼手持ちのすでに発行しているクレジットカードを登録する画面が表示されます。
こちらに情報入力後、登録ボタンを押すと、既存のクレジットカードを登録することができ、1つ前の画面に戻ると、
▼このようにカードが登録済みの画面に変わっており、いつでもチャージができる状態に変わっています。
ひとまず、ここまでの作業でクレジットカードを登録することができました!
Kyashにクレジットカードからチャージ
さて、ここから登録したクレジットカードからチャージを行っていきましょう。
▼先ほどのチャージの画面でチャージ金額を設定し画面下にあるチャージボタンをタップすると、
▼こちらの確認画面が表示された後、チャージが完了します!
それぞれのチャージのタイミングでは特に暗証番号入力の必要はなく、Suicaにチャージを行う時のようにスムーズに作業が完了します。
この作業にて任意の金額をKyash側にチャージし、そのチャージされた金額を使用してAmazonやiTunesなどのオンライン決済に使用することができます。
なおかつ、Kyashの場合、交通系ICカードなど一部のチャージを除いてほぼ全ての取引に2%のキャッシュバックが付きますので、通常のクレジットカードポイントよりはるかにお得であることが特徴ですね。
Kyashに銀行ATM(ペイジー)からチャージ
Kyashは銀行口座との直接の接続は行いませんが、ペイジー用番号を払い出し、そこからKyashの口座にチャージ行うことができます。
ペイジー経由でチャージを行うには、
▼こちらの「銀行ATM(ペイジー)」を選択して、
▼まずはKyash側口座にチャージしたい金額を入力します。
その後、画面下のチャージ申請をタップすると、
▼このように申請完了と表示され「収納機関番号」「お客様番号」「確認番号」の3点が表示されます。
ちなみに、これら3点の数字部分はタップすると、その数字をコピーすることができますので、各金融機関のペイジーのページを開いた時にコピペが捗るように設計されています。
金融機関の「ペイジー」ページを開いて各番号を入力する
通常ペイジーは税金や各種料金の支払いを行うために用意されている支払い機能でおそらく殆どの金融機関がWeb上でその機能を有しています。
▼金融機関のアプリかWebサイトで「ペイジー」を確認してみると、このようにその機能への入口があります。
このようなリンクの先に先程の「収納機関番号」「お客様番号」「確認番号」を入力する欄がありますので、コピペで記入。
すると、Kyashで入力した自分自身が「振込の依頼主」となっている申請が確認できますので、それに対して振込を実行するイメージです。
まさに、自分が自分に対して振込の請求をし、それに応える、という感じ。
PayPayの銀行口座接続後の口座チャージと比較すると手順は若干多いですが、単発の振込申請ごとで短い接続を行うだけですので、「自分が把握できないレベルで口座同士が連携しちゃっている不安」は無いかと思います。
▼ペイジーでの支払完了後は、このように「履歴」の画面で、ペイジーからのチャージを確認することができます。
自動チャージ設定
ここまでだと、自分が逐次チャージをしてその金額のみでお金を使用できるだけでした。
ある意味「使いすぎることがない」という理由で安心感もありますが、2%の魅力は他のクレジットカードサービスと比較すると大きいので、もっと気兼ねなく自由に使いたい、という人は「自動チャージ設定」を行うのがおすすめです。
Kyashにおける「自動チャージ」とは?
Kyashにおける「自動チャージ」とは、例えば残高が100円しかない状態で1万円のものを買おうとした時、9,900円足りないのですが、その足りない分を自動的にチャージして支払うことができる、という機能です。
もっとシンプルに言えば、Kyash経由でのクレカ払いを実現するもの、です。
都度のチャージ確認が必要なく、利便性は高いのですが、金額の際限なく支払いを行うことができてしまいますので、使いすぎやKyashのクレカ番号を他人に漏洩しないという(基本的なことですが)配慮が必要となります。
自動チャージ設定を行うには、
▼こちらの自動チャージをタップ。
▼クレジットカードが登録済みであればカード一覧が表示されますので、任意のカードを選択すると、クレカの自動チャージ設定が完了します。
Kyashをオンライン決済で使用してみる
ここまでで、Kyashで口座作成→チャージ、までは完了できました。
が、Kyashの最大の特徴は2%還元ですので、実際にオンライン決済で使用してみましょう。
まずはAmazonでKyashを支払い元として登録。
▼その後、お支払い方法としてKyashの番号を選択し、注文を確定すると、
▼このようにKyashから通知が飛んできて、
▼「履歴」を確認してみると、Amazonでの購入が完了したことがわかります。
もう、普通のクレジットカードの存在感と全く変わらないですね。
▼履歴の「詳細」でその取引内容を確認してみると、金額・日時・購入元の口座などが表示されます。
Kyashアプリ内の画面説明
それではここからKyashというアプリの画面全体を見渡してご説明して参ります。
ウォレット
▼この「ウォレット」という画面がこのアプリの最も基本となる画面です。
主にチャージ・自動チャージ設定・カード番号の確認等を行うことができます。
また、
▼画面右上のこちらのアイコンをタップすると、
▼アプリ起動時の冒頭でオファーがあった「リアルカード」作成の申請をここから行うことができます。
履歴
▼こちらが「履歴」の画面。
チャージ金額や支払金額の他に2%の還元分のキャッシュバック金額もこちらに表示されます。
送金・請求
▼こちらが「送金・請求」の画面。
アドレス帳やFacebookのアカウントを連携させておくとこちらに友達のリストが表示され、いわゆる「わりかん」用の請求やそのためのURL発行・QRコード発行を行うことができます。
お知らせ
▼こちらが「お知らせ」の画面。
Kyashの運営から通知・ニュースがあった場合はこちらに表示されます。
アカウント
▼こちらの「アカウント」はいわゆる「設定」の画面です。
通知設定は入金や決済完了/Kyashからのお知らせ/友達追加などを通知するかの選択を行います。
パスコード設定は、FaceIDのオン・オフ、パスコード自体の変更を行います。
アカウント連携はFacebookとの接続やアドレス帳の連携を確認したり、マネーフォワードやZaimとの連携を確認できます。
その他、こちらの画面からもリアルカードの申込みや友達招待などを行うことができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は超手軽・簡単にクレジットカード番号の発行が可能になるウォレットアプリ「Kyash」のご紹介と使い方をご説明いたしました。
クレジットカード界隈の方ならもう既にご存知ですが、このKyashの2%と他のペイアプリとの還元率とを組み合わせることで、通常的なキャンペーンよりもはるかに高い還元率を実現することができます。
アプリ上で他のアプリと連携して更なる高還元率を実現する情報については後日別記事でご紹介したいと思います。
とはいえ、このKyash単体でも各方面で使いこなせば2%の恩恵が受けられるため一度お試しすることをお勧めします!