LINE Payのマイカラーは廃止・『LINEポイントクラブ』へと移行!新制度の仕組みやメリットや改悪について徹底解説

LINEが提供する「LINE Pay」で2020年5月1日から新しいユーザーランクのシステム「LINEポイントクラブ」が始まります。

それまでランク付けのテーブルとなっていた「マイカラー制度」は同日で廃止になり、LINEの総合的なポイント連動システムである「LINEポイントクラブ」に事実上統合される形になります。

今回は、その「マイカラー制度」から「LINEポイントクラブ」への移行に際し、新制度の詳細と、「改悪?」「改善か?」についてもまとめてご紹介いたします。

LINE Payの「マイカラー制度」が廃止に!

それまでLINE Payでの「還元率」を決める重要なランク制度だった「マイカラー制度」が2020年5月1日を持って、終了とのことです。

▼以下は、「マイカラー制度」で採用されていたマイカラーのランクを表したものですが、そのランクごとに基本還元率が異なっており、

2020年5月1日で廃止される予定の「マイカラー制度」

より高ランクにいくと還元率が最大2%まで引き上がる、というものでした。

また、高ランクを獲得するための方法は「前月分のLINE Payを使った決済金額の総額」で10万円を超える金額を前月に使っていれば、自動的に2%の還元率が適用される、というものでした。

ただ、このシステム、2%の還元率を維持するためには毎月LINE Payで10万円もの金額を支出しないと維持することができないため、PayPayや楽天Payなど競合のキャッシュレスアプリを併用して使用しているような状況では到底維持できない仕様でした。

『LINE Pay』のマイカラーとは?「マイカラー制度」の判定・確定方法・いつ還元?を詳細解説!

2020年5月1日より『LINEポイントクラブ』に移行

そして、2020年5月1日より「マイカラー制度」に代わって新しく採用されるのが、LINE全体で既に存在していた「LINEポイントクラブ」への統合、という形になりました。

▼LINEの製品全体で連動する「LINEポイントクラブ」でも「マイランク制度」というものが存在します。

過去6ヶ月間のLINEポイント獲得数に応じてランクが変化

今までの「マイカラー制度」は「前月のみの実績」でランクが変動していましたが、今回のLINEポイントクラブ統合後は、過去6ヶ月さかのぼります。

また、遡って見る指標としては、「LINE Pay」での決済額ではなく、「LINEポイントの獲得数」に応じて変動する、というもの。

『LINEポイントクラブ』とは?システムの詳細について

ではここまででご紹介した「LINEポイントクラブ」の詳細と、統合後はどのような形でLINE Payの恩恵が受けられるのかをご紹介いたします。

マイランク制度

▼まず「マイランク制度」というものが新しく適用されます。

参照:http://pay-blog.line.me/archives/22737456.html

これはほぼ前回の「マイカラー」と同様で、ランクが高いほどその特典や還元率が上昇していきます。

マイランクの最高は「プラチナ」でそのランク獲得に必要なLINEポイントは、なんと5000ポイント。しかも、プラチナに至ってはLINEポイントの獲得だけではゲットすることができず、LINEが提供するクレジットカード「Visa LINE Payクレジットカード」発行、更にLINEにそのカードを登録する、という手順が必要になります。

これはかなりハードルが高く感じますね。

ただし、プラチナと次点の「ゴールド」とはかなり差が開いており、「ゴールド」の適用に必要な6ヶ月間のポイント獲得数は500ポイントとなっています。このあたりは割と現実的に到達可能な雰囲気があります。

次に「シルバー」「レギュラー」と続きます。

「レギュラー」はLINEポイントを獲得していなくてもなることができるランクで、そのランクに対しても後述するクーポンと還元が発生します。

特典クーポンの提供

▼ランクが上昇していくと、「特典クーポン」が毎月配布されます。

参照:http://pay-blog.line.me/archives/22737456.html

プラチナが月に10枚の付与、レギュラーでも月に1枚の付与が行われます。

とはいえ、その「クーポンの中身は?」という点が気になりますが、今現在で公表されている情報では、

「LINE Pay」の人気加盟店50社以上の定額・定率のクーポンです。

とだけ表記されており、どのお店でどのくらいの割引率のものかはまだ一切明かされておりません。

「チャージ&ペイ」利用時の特典

▼LINEポイントクラブ移行後でも還元率が設定されています。

参照:http://pay-blog.line.me/archives/22737456.html

ただし、ここで注意しなければいけないのが、ここで適用される還元率は「Visa LINE Payクレジットカード」を利用している時のみ適用されるもので、LINE Payを使った残高支払いなどには対応されない、という点。

▼こちらのページを確認する限り、通常支払いのポイント還元は「LINE Payより別途お知らせ予定」となっていますので、

今後、通常支払いでも還元がかかる可能性がありますが、現時点では「LINEのクレジットカードを使用しないと還元が発生しない」ということになりそうです。

LINEポイントの主な獲得方法は?

では、ランク付けの指標となる「LINEポイント」はどのように貯めればよいのでしょうか?

こちらのページに記載されているようにLINEが提供するゲームのプレイ広告へのアクションマンガ閲覧

その他、ショッピングやデリバリー、トラベルなどLINEが運営するサービスを使用することによって、LINEポイントを貯めることができます。

今回のポイント制度移行は「改悪」?それとも「改善」?

今回のポイント制度変更は「改悪」なのか?それとも「改善」なのか、それまでの「マイカラー制度」と比較して列挙してみます。

還元発生が「カード必須」は改悪

今回、上記でご説明している通り、現時点までの情報だとLINEのクレジットカードを発行、登録をしないと還元がそもそも発生しない、という強硬な仕様になっていますので、それまで通常使用でも還元目当てで利用していた人からすると、かなりの「改悪」に該当する形になります。

特典クーポンがどれほどのインパクトがあるのか、謎

今回、ランクごとで差の出る要素として「毎月付与の特典クーポン」という要素があります。

ただし、このクーポン内容も「特定のお店で使用できるもの」である可能性が高いので、普段全く外食をしない人に対して、ガストのクーポンが提示される、という事態も往々にして想像できます。

LINEの機能を使わせたい気持ちが見え見えの「改悪」か

結論的には、今回のマイカラー制度からLINEポイントクラブへの統合は「改悪」だと思われるユーザーが多いハズ。

やはり、未だ「キャッシュレス」から連想するのは「還元率」の部分が大きく、PayPayなども積極的なキャンペーンなどで大きな割合の還元を打ち出す中で、ベースとなる「基本還元」が「カード必須」となると、そもそもの「利用する理由」が失われる事態にもなりえます。

一方で、今回の「LINEポイントクラブ」の仕様を俯瞰してみると、LINEのその他のサービスをなかば強制的に使用させる意図が見えます。

ですので、普段からLINEのその他サービスを頻繁に利用してい、なおかつLINEのクレジットカードを発行・取得することも苦ではない、というユーザーであれば、相乗効果でメリットのある「改善」に見える可能性もありますね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はLINE Payで2020年5月に行われる新しいランク制度の「LINEポイントクラブ」の詳細と、前仕様の「マイカラー制度」との違いについて詳しくご紹介いたしました。

各ペイ系提供社の経営状況もかなりの厳しさが見える中で、今回のLINEの仕様変更はあまり歓迎されない空気感があります。

皆様も利用の際には、その他ペイ系アプリをよく比較をいただき、ご検討くださいませ!