各社が様々なPay系アプリを出しているところで、LINE Payも300億円の企画を展開するなど慌ただしくなってきました。
今回はその「LINE Pay」に対し残高を入金する「チャージ」についてやり方・使い方、及びそのメリットがそもそもあるのか?適用される還元率は?という点をくまなくご紹介してまいります。
もくじ
LINE Payチャージ画面へのアクセス方法
まず、LINE Payに「アクセスできる画面」はどこにあるのか?という点ですが、決済用アプリとして存在している「LINE Pay」側では行うことができず、メッセージアプリの「LINE」にて作業を進める形になります。
▼LINEを起動し、フッターにある「ウォレット」をタップし画面上部の+ボタンをタップします。
すると、LINE内の「LINE Pay」の画面に遷移しますが、この時パスコードや顔/指紋認証の画面を経由します。
▼次に自動的にチャージ方法が提示される画面にジャンプします。
こちらで表示されている選択肢がLINE Payにおけるチャージ方法の全てで、ここで提示されているいずれかの方法でLINE Pay残高へチャージを行っていく形になります。
LINE Payへのチャージ方法
LINE Payへのチャージ方法は全部で5通りあり
- 銀行口座:銀行口座から直接チャージ
- セブン銀行ATM:セブン銀行ATMで画面・スマホの操作を行いチャージ
- QRコード/バーコード
- LINE Pay カード レジチャージ
- Famiポート
になります。
以上の5通りのなかで
- セブン銀行:セブン銀行のATM
- 「QRコード/バーコード」はAINZ&TULPE、LIPS and HIPS、アインズという店舗のみ
- LINE Pay カード レジチャージはローソン、AINZ&TULPEのみ
- Famiポートはファミリーマート
となりますので、実際的にオンライン(どこにも外出せず)でチャージが可能な手段が「銀行口座」になります。
また、オートチャージができる手段が銀行口座のみとなりますので、そういった点からも必然的に銀行口座からの直接チャージが主流になっていくかと思います。
ではそれぞれの方法でのチャージ方法詳細を以下よりご紹介致します!
銀行口座からの振込
まず銀行口座からのチャージを行うのに銀行口座の登録が必要です。
▼銀行口座登録の詳しい方法はこちらの記事を参照してください!
銀行口座の登録が完了したら一度LINE Payのトップに戻り、
▼チャージをタップし、
▼銀行口座を選択
▼先ほど登録した銀行口座が表示されますのでそちらをタップし、
▼チャージする金額を選択できる画面が表示されます。チャージ金額は100円単位で調整可能です。
画面下部のチャージをタップすると、
▼本当に一瞬。画面か切り替わるタイミングでチャージがこのように完了しています。
また同時にメッセージアプリ側にもLINEウォレットからメッセージが到着しており、
▼このように設定した銀行からチャージを行い完了した旨の連絡が到着します。
これにて銀行口座からのチャージは完了しました!
口座の登録自体は若干の手間がありますが、それをクリアするとATMで現金を引き出す作業よりも簡単にLINE Pay側にチャージ入金をすることができます。
セブン銀行ATM
セブン銀行のATMからLINE Payにチャージするには、
- LINE Payカードを使用して行う場合
- QRコードを使用して行う場合
の2通りが存在します。
LINE Payカードを使用する場合は、ATM画面の案内に従って手続きをするだけで簡単にチャージを進めることが出来ます。
QRコードを使用する場合は、
セブン銀行ATMでスマートフォンでの取引ボタンをタッチし画面上にQRコードが表示させ
▼一方、スマホ画面上では、画面下のチャージをタップしてQRコードリーダー(カメラ)を表示させます。
▼こちらのQRコードリーダーがアプリ内で起動しますのでこちらでセブンATM上に表示されているQRコードを読み取り、
その後、ATM側とスマホ側の指示に従ってチャージ作業を進めることができます。
QRコード/バーコード
QRコード/バーコードでチャージを行うには、
▼こちらのQRコード/バーコードをタップ
▼次の画面でこのように両コードが表示されますので、こちらを店員の方に提示し現金で支払いを行うことによってチャージが完了致します。
ただし、この方法でチャージができる店舗は「AINZ&TULPE」「LIPS and HIPS」、アインズのみとなり、これらの最寄りの店舗を確認するには、
▼こちらのリンクをタップしすると、
▼「AINZ&TULPE」の公式HPが表示されますので、こちらから最寄りの店舗があるかどうかの確認をしてみましょう。
LINE Pay カード レジチャージ
LINE Payカードがあれば特定の店舗でレジチャージを行うこともできます。
「LINE Payカード」とは、LINE Payにて発行ができるプリペイド型のクレジットカードで、LINE Pay上で発行することができます。
▼詳細は以下の記事の「LINE Payにてプラスチックカードを発行する方法」に詳細を掲載しております!
ただし、こちらもチャージができる店舗が限定されており
- ローソン・ナチュラルローソン・ローソンストア100
- 「AINZ&TULPE」「LIPS and HIPS」、アインズ
となっています。
Famiポート
ファミリーマートの「Famiポート」を使ってチャージを行うには、
▼こちらのFamiポートを選択、
▼Famiポートで行えるチャージの金額設定画面が表示されますのでチャージしたい金額を入力し、
画面下部のチャージをタップします。
▼そうすると以下のように受付番号・予約番号などが払い出されますので、
あとはファミリーマートのFamiポートに行き、申込券を出力、それをレジに持っていくことによりチャージを行うことができます。
また、このレジでの支払いの際に「ファミマTカード」を使用し、「カードの日」とされる毎週火曜か土曜にチャージを行うとポイント還元が0.5%から1%に上がりますので、上記の条件を揃えることができる方はおすすめの方法です!
LINE Payでオートチャージを行う方法
LINE Payを実際の店舗で使用する際、銀行口座を登録していた場合、LINE Pay残高を超える支払いが発生しても自動チャージ(オートチャージ)を行うことができます。
▼オートチャージを設定するにはこちらのオートチャージを選択し、
▼オートチャージ設定のシンプルな画面が表示されますのでこちらのスイッチを切り替えるのみ。
▼そうすると、オートチャージ先の銀行口座を選択できたり、オートチャージが発動する条件(残高がいくらを下回ったらいくらチャージするか)を設定することが出来ます。
LINE Payはクレジットカードからチャージできない?
現時点(2019年7月時点)ではクレジットカードからアプリに直接チャージできる手段はありません。
画面やアプリの作りとしては銀行口座との直接的な接続を積極的に行わせるような作りになっていますので、今後的にもクレジットカードからのチャージが行えるようになるのはあまり考えられません。
ただし、クレジットカード支払いによるポイント獲得を期待している方であれば、限定的ではありますが手段があります。
LINE PayはFamiポートからのチャージが可能になっていますので、ファミリーマートが主導する「ファミマTカード」を支払いに使用すれば、最大チャージ額の1%を獲得することができます。
上記の詳細な方法は、
▼以下の記事の「LINE Payに登録したクレカからチャージを行う方法」に詳細を掲載しております!

LINE Payでチャージすることのメリットは?
LINE Payへのチャージ方法が明らかになったところで、
「そもそもLINE Payにチャージして支払うメリットって?」
となる方もいらっしゃるかと思います。
そこで、LINE Payにチャージ、その後その残高を使って支払うことのメリット、いわゆる「還元率」について詳しくご紹介して参ります!
キャンペーン
LINE Payが定期的に行なっているキャンペーンはLINE Payの公式ブログで確認することができます。
▼こちらが公式ブログ。
過去行われたキャンペーンとしては、
▼ビックカメラ・コジマ・ソフマップでの20%還元キャンペーンや、
▼ローソンでの20%キャンペーンなどが開催されています。
これらキャンペーンをいち早く情報として仕入れるためには、先程の公式ブログのキャンペーンタグのページを逐次チェックするか、
▼こちらのLINE Pay公式ツイッターのアカウントが最も早く更新情報を確認することができます。
通常の還元率
キャンペーン時では10~20%などの超高還元が定期的に期間限定で行われていますが、それらはあくまでもずっと情報を追っていなければならず、面倒。
普段遣いしたい人はできるだけ通常の還元率が高く留まっていることを望まれていると思います。
LINE Payの通常適用される還元率は「マイカラープログラム」という仕組みで定められており、月々の支払額が大きければ大きい人ほど高い還元率が適用される仕組みになっています。
LINE Payの「マイカラープログラム」とは?
「マイカラープログラム」とは月々の利用額に応じて還元率が変化する仕組みで、支払額が大きいほど高いレベルの「カラー」になることができ、高い還元率を適用させることができます。
カラーごとの条件は以下の通り
カラー | 前月の決済金額/月 | 適用される還元率 |
ホワイト | 0~9,999円 | 0.5% |
レッド | 1万円~4万9,999円 | 0.8% |
ブルー | 5万円~9万9,999円 | 1% |
グリーン | 10万円 | 2% |
2019年7月31日まで『コード支払い促進キャンペーン』という企画が開催されており、上記の還元率に加えてどのカラーでも+3%の還元率が上乗せされます。
その場合、グリーンのユーザーの場合なんと5%の還元率になります。[/aside]
また、それぞれのランクに応じた還元率が適用されるタイミングですが、当月に規定を超える決済を行うと翌月の還元率に反映されるとのこと。
逆に決済金額が前月より下がってしまうとカラーと適用される還元率も同時に下げられてしまいますので、注意が必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はLINE Payにおける「チャージ」についてご紹介させていただきました。
銀行口座から直接チャージすることがメインになってくると、どちらかというと現金がその場で引き落とされる「デビットカード」に近いものだと感じます。
また、LINE Pay独自の還元率の仕組みである「マイカラープログラム」は、継続的にLINE Payを使用して買い物をし続けさせる施策ですが、最大の2%でもPayPayの場合、同じような残高支払いで3%のポイントバックがありますので、消費者としてはこの「還元率」というところで各社がうまくチキンレースをしてくれることをひたすらに願っています!