コンビニ系キャッシュレスアプリとしてはセブンイレブンアプリがスタートで躓き、実質独走の「ファミペイアプリ」。
還元率や「オトクさ」でPayPayやLINE Payなどと比較すると、やはりどうしても見劣りする部分があった「ファミペイアプリ」ですが、2019年8月から『ファミペイアプリ 回数券』という企画がスタートします。
今回はこの「ファミペイアプリ 回数券」キャンペーンの使い方、購入方法、そのメリットや還元率換算をご紹介させていただきます!
もくじ
『ファミペイアプリ』の回数券とは?
2019年の8月から新規の企画としてスタートする「ファミペイアプリ」の回数券。
▼こちらのページでは「ファミペイアプリ」の回数券について掲載していますが、
基本的な概要としては
商品10個分の金額のチケットを購入すると、11個分が貰える、というもの。
この手のモデルは元々、バスや一部の有料道路、ロープウェイなどで使用されてきたモデルで、一度の購入でまとめて支払うので、支払いがラクになるメリットがあり、実際的には商品は特定のものに限られる「チャージ」を行うことのようなものです。
『ファミペイアプリ』回数券の使い方
8月に開始される「ファミペイアプリ」の回数券の予想される使い方は、
▼公式ページに記載されている
「チャージしてお待ち下さい」という点から、
- 『ファミペイアプリ』に一定金額をチャージ
- チャージしたFamiPay残高から特定の回数券を購入
- 会計時に『ファミペイアプリ』の回数券ごとに表示されるバーコードを表示
- 商品の受け渡し完了
という形になることが予想されます。
友達へのプレゼント機能
購入した「回数券」は取得後、SNSなどを通じて友達にプレゼントすることもできるようになります。
おそらく「ハッシュタグを付けて広く共有」という形式ではなく、ダイレクトメッセージやLINEなど閉じられた範囲で共有ができる仕様になるものと思われます。
『ファミペイアプリ』回数券の提供予定内容は?
▼こちらの公式で掲載されているイメージから推測すると、
▼まずは税込み100円の「アイスコーヒーS」、もしくは「ブレンドS」になることが予想されます。
この2つの商品については、
▼7月31日までファミペイアプリ内で展開されていた「ファミマカフェ コーヒースタンプ」でも取り扱われており、
税込みが100円で10個まとめたとしても1,000円程度の金額のためユーザー心理的にも扱いやすい商品になるのでは無いかと予想されます。
また掲載されている画像の中ではコーヒーカップがデザインされていますが、同時に「たとえば…」と記載されている所から、今後はファミチキややきとりなどの商品も予定しています。
また、「回数券を購入したのに売り切れになっていて使えない!」などのクレームも考えられますので、他のメーカーから流通される商品ではなく、店舗で調理・作成できる商品がメインで回数券として提供されることが予想されますが、ファミリーマート本部としてはいわゆる「ファミカフェ」以外の商品も「回数券化」していく、発表しています。
『ファミペイアプリ』回数券の還元率は?
『ファミペイアプリ』における還元率は、
▼7月までは現金→10%、ファミマTカード→15%のポイント還元が実施されますが、
こちらは7月末で終了の企画になっており、それ以降は通常のポイント還元率(0.5%)になるのではとされています。
もし今回のファミマアプリ回数券の企画が
『10個に1個追加』だった場合、還元率換算としては10%、
さらにもし、『5個に1個追加』だった場合は、20%相当の還元率になります。
このあたりは、おまけで追加される個数に応じて還元率相当の割合は最低でも10%となりますので、PayPayやLINE Payなどと比較して渋いとされていたファミペイアプリの還元率も競合アプリと同等の還元率換算を実現できるようになります。
ただし、PayPayやLINE Payなどが提供するPayPayボーナスやLINE Payボーナスはポイント獲得した後は、そのポイントを使用して自分の好きな商品を購入することができるのに対し、回数券の場合は特定の1商品しか購入することができませんので、還元率として比肩することができても自由度では及びません。
このあたり、回数券でどのような商品をいくつおまけ(追加)してくれるのかが、注目されるところではありますね!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は2019年8月から実施される『ファミペイアプリ 回数券』について、使い方、獲得方法、商品内容についてまとめさせていただきました。
「ペイ系アプリ」としては実質的に後発となるファミペイアプリ。
なおかつファミリーマートでしか使用できないという側面があるため、ファミリーマートを日常的に利用しない人へのアプローチをどうするかが課題でしたが、還元率換算や割引などで独自性を出してくれることに期待ですね!